Apple/Swatch事例は、引用情報を使ったトレンド分析です。弊社内で参考資料用に作成され、公開させていただいている内容になります。
以下の検索式をPatentSightで設定し、デフォルトのテンプレートを適用することで簡単に再現いただけます。
検索式
Visual Searchモードでは、以下のフィルター設定になります。
先に、検索フィルターのOwner項目として Swatchを選択します。次に、Owner項目のドロップダウンメニューから「Owner of cited active patents = Swatch」を選んで、Swatch保有特許を引用した特許ファミリーに絞り込みます。 詳しくは、「引用分析の検索フィルター項目」という記事も ご参照 ください。 最後に、Swatchの自社引用(Swatch特許を引用したSwatch特許)を除外するため、検索式に「AND NOT Owner = Swatch」を追加します。
Syntaxモードをお使いの場合は、下記の検索式をコピーしてそのまま検索フィルターに張り付けていただけます。
OwnerOfCitedActivePatents=(Swatch) AND NOT Owner=(Swatch) |
テンプレート
Analysis templates → PatentSight Standards → Chartsから「Patent Asset Index trend」という折れ線グラフのテンプレートを選びます。
チャートの設定
「Patent Asset Index trend」の折れ線グラフは、デフォルトで以下の設定となっております。
y-axis (vertical) (縦軸):Patent Asset Index
x-axis (horizontal)(横軸):Reporting date (year end)
Lines(項目):Owner
横軸(X軸)の「Reporting date (year end)」は、デフォルトでは、過去10年分のデータを表示する設定となっています。現時点では2011年から現時Reporting Dateまでという設定になっておりますので、横軸を調整する必要があります。
横軸(X軸)を調整するには、「Reporting date (year end)」とクリックして、表示されるドロップダウンメニューから「Format x-axis ...」を選択します。
Edit chart → x-axis → Filter and sortにおけるタイムスライダー(▼)をマウスで2011年から2000年に移動します。
この設定条件で同分析を再現いただけます。
オーナー名を置き換えることで新たな考察が得られます。例えば、Swatchの代わりに自社名を入力しますと、自社と最も強い引用関係にあるプレーヤを発見できます。そこから訴訟のリスクの確立やライセンシングの候補などを見出すことが可能です。ぜひお試しください!
参考情報:折れ線グラフの詳細設定
弊社ツールの折れ線グラフは、 ラインの色やスタイルを変更いただけます 。編集したラインを左クリックすると、「Change color and line style ...」を選択します。
「Change color and line style」のメニューには、ラインの色とスタイル(Line style)と太さ(Line weight)を調整いただけます。
【留意点】お選びいただいたOwner項目の色は、当該折れ線グラフだけでなく、同じワークブックにおける他のチャートにも反映されます。