Full Text Search(全文検索)

最終更新日 2021年4月

 

 全文検索(Full Text Search)について

Visual Searchモードでの全文検索

Syntaxモードでの全文検索

キーワードの入力方法

全文検索の構文

ブーリア演算

近接演算子

ワイルドカード

エスケープ文字

サブクエリ

その他

ストップワード

句点

大文字と小文字

全文検索の検索例

【例1】サンプル文書内での検索

【例2】検索条件の組み合わせ方による検索結果の違い

 


 

 

 全文検索(Full Text Search)について

PatentSightの全文検索はすべての文献に対して英語で行われます。文献の言語が英語ではない場合は各国の言語が英語を機械翻訳した文書が検索の対象として使用されるので、世界に存在する文献すべてを検索いただけます。

【留意点】 PatentSightの全文検索は英語のみで行われます。他の言語でのキーワードは検索いただけません。

 

Visual Searchモードでの全文検索

Visual Searchモードでは、検索フィルター上部にある「Full Text」アイコンから検索ボックスを呼び出し、検索条件を入力します。

全文検索の検索対象とする特許文書のセクション(Title(発明の名称)、 Abstract(要約)、 Claims(請求項)、 Description(発明の詳細な説明))を ✓ マークで指定します。

Syntaxモードでの全文検索

Syntaxモードでは、マウスで検索項目を検索フィルターに設定せずに、検索式を直接手打ちで入力いただけます。

キーワードの検索対象となる特許文書のセクションは、以下の 通り選択いただけます。

セクション

Long Version

Short Version

発明の名称

Title=( )

T=( )

要約

Abstract=( )

A=( )

請求項

Claims=( )

C=( )

発明の詳細な説明

Description=( )

D=( )

発明の名称&要約

TitleAbstracts=( )

TA=( )

発明の名称&請求項

TitleClaims=( )

TC=( )

発明の名称&発明の詳細な説明

TitleDescription=( )

TD=( )

発明の名称&要約&請求項

TitleAbstractClaims=( )

TAC=( )

発明の名称&請求項&発明の詳細な説明

TitleClaimsDescription=( )

TCD=( )

発明の名称&要約&発明の詳細な説明

TitleAbstractDescription=( )

TAD=( )

発明の名称&要約&請求項&発明の詳細な説明

TitleAbstractClaimsDescription=( )

TACD=( )

要約&請求項

AbstractClaims=( )

AC=( )

要約&発明の詳細な説明

AbstractDescription=( )

AD=( )

要約&請求項&発明の詳細な説明

AbstractClaimsDescription=( )

ACD=( )

請求項&発明の詳細な説明

ClaimsDescription=( )

CD=( )

 

キーワードの入力方法

Visual Searchモードでは、検索フィルター上部の「Full Text」アイコンから呼び出す検索欄にキーワードを手打ちで入力します。

Syntaxモードでは、以下のように等号後ろの括弧内にキーワードを手打ちで入力します。

PatentSightの全文検索では以下の論理演算子をお使いいただくことにより、複数のスペル候補やキーワードを組み合わせて検索を行うことが可能です。

    • ブーリアン演算子
    • 近接演算子
    • ワイルドカード
    • エスケープ文字
    • サブクエリ

上記の演算子は検索フィルターでは緑色のフォントで表示されます。詳細および検索式の構文例につきましては、以下をご参照ください。

 


全文検索の構文

ブーリア演算

演算子 説明 構文例 代替
候補
AND

論理演算子 AND(論理積)。

複数のキーワードをすべて含む文献がヒットします。

steel AND alloy

steel と alloy の2つのキーワードを同時に含む文献(個々の特許ファミリーメンバー)がヒットします。

&
&&

OR

論理演算子OR(論理和)。

複数のキーワードのいずれかを含む文献がヒットします。

steel OR alloy

steel とalloy のいずれかを含む文献(個々の特許ファミリーメンバー)がヒットします。

|
||
,
NOT

論理演算子 NOT (論理否定)。

否定されたキーワードを含む文献を検索結果から除外します。

steel AND NOT alloy

steel は含むが、alloy は含まないすべての文献(個々の特許ファミリーメンバー)がヒットします。
【注意】検索式の頭に使用する場合は、論理演算子NOT (論理否定)を使います。ANDは不要です。

NOT alloy

alloyを含まないすべての文献(個々の特許ファミリーメンバー)がヒットします。 

!

 

【重要】キーワードの検索対象となる特許文書のセクションを複数(例えば発明の名称と請求項)選択し、ブーリアン演算子を使用する場合は、それらのセクションは纏めて1つの文書として扱われます。

例えば、TC=(steel AND alloy) の場合は、以下の条件を満たす文献がヒットします:

  • steel と alloy の2つのキーワードを同時に発明の名称に含む文献(個々の特許ファミリーメンバー)
  • steel と alloy の2つのキーワードを同時に請求項に含む文献(個々の特許ファミリーメンバー)
  • steel を発明の名称、alloy を請求項に含む文献(個々の特許ファミリーメンバー)
  • steel を請求項、alloy を発明の名称に含む文献(個々の特許ファミリーメンバー)
  • steel と alloy の2つのキーワードをそれぞれ発明の名称と請求項に含む文献(個々の特許ファミリーメンバー) 

 

接演算子

近接演算子を使用して1つ以上のキーワードを検索する場合、その出現位置を正確に指定することが可能です。

【例】"steel" と"alloy"が 近接する場合の出現位置の数え方

出現位置が正確に指定されない場合は、デフォルトで出現位置は5単語として設定されるため、その間に入る単語数が4単語( =5- 1)になります。

演算子 説明 構文例 代替
候補
NEAR[n]

語順指定なし近接演算子。出現位置[n]の範囲を指定。

語順を問わず、指定された出現位置[n] の範囲内にキーワードが存在する文献がヒットします。未指定の場合、 [n] の値は 5 となります

NEAR1 は、任意の語順で直接並ぶキーワードを含む文献がヒットします。

steel NEAR alloy

語順を問わず、 steel とalloyが出現位置5の範囲内に同時に存在する(→ steel と alloy の間に最大4単語が存在する)文献がヒットします。


(steel, iron) NEAR (alloy, blend)

steel もしくは iron から数えた出現位置5の範囲内に alloy もしくは blend が存在する(→ 例えば steel と blend の間に最大4単語が存在する)文献がヒットします。

W[n] 
~[n]
[n]W
SEQ[n]

語順指定あり近接演算子。出現位置[n]の範囲を指定。

指定された語順及び指定された出現位置 [n] の範囲内にキーワードが存在する文献がヒットします。未指定の場合、 [n] の値は 5 となります。

SEQ1 は、その語順で直接並ぶキーワードを含む文献がヒットします。

steel SEQ3 alloy

指定された語順で、steel から数えて指定された出現位置3の範囲内に alloy が存在する( → steel と alloy の間に最大2単語が存在する)文献がヒットします。

以下の表記も可能です。
(word1, word2) SEQ[n] (word3, word4)

WF[n]
[n]D
PRE[n]
WD[n]
=NEAR[n]

語順指定なし近接演算子。正確な出現位置 [n] を指定。

語順を問わず、指定された出現位置[n] にキーワードが存在する文献がヒットします。未指定の場合、 [n] の値は 5 となります

=NEAR1 は、NEAR1と同様、任意の語順で直接並ぶキーワードを含む文献がヒットします。

steel =NEAR10 alloy

語順を問わず、steel から数えて指定された出現位置10に alloy が 同時に 存在する(→ steel と alloy の間に9単語が存在する)文献がヒットします。

以下の表記も可能です。
(word1, word2) =NEAR[n] (word3, word4)

=[n]W
=SEQ[n]

語順指定あり近接演算子。正確な出現位置 [n]を指定。

指定された語順及び指定された出現位置 [n]にキーワードが存在する文献がヒットします。未指定の場合、 [n] の値は 5 となります

=SEQ1 は、SEQ1 と同様、その語順で直接並ぶキーワードを含む文献がヒットします。

steel =SEQ3 alloy

指定された語順で、steel から数えて指定された出現位置3に alloy が 同時に存在する(→ steel とalloyの間に2単語が存在する)文献がヒットします。

以下の表記も可能です。
(word1, word2) =SEQ[n] (word3, word4).

=[n]D
スペース
(空白)
スペース(空白)で分離されたキーワードは SEQ1 及び =SEQ1 と同様の扱いとなります。

steel alloy

その語順で、steel とalloy が隣接して存在する文献がヒットします。

ADJ

【重要】キーワードの検索対象となる特許文書のセクションを複数(例えば発明の名称と請求項)選択し、近接演算子を使用する場合は、それぞれのセクションは個別に扱われます。纏まった文書として扱われませんのでご注意ください。

例えば TC=(steel =SEQ2 alloyでは、以下の条件を満たす文献がヒットします。

  • 発明の名称に steel と alloy の間に正確に1単語が存在する文献
  • 請求項に steel と alloy の間に正確に1単語が存在する文献
  • 発明の名称及び請求項に steel と alloy の間に正確に1単語が存在する文献

【例】ヒットする文献の請求項
" [...] golf club head of claim 1 , wherein the metal face insert is composed of a material selected from the group consisting of steel, titanium alloy, and aluminum alloy."

 

ワイルドカード

演算子 説明 構文例
* ワイルドカード「*」は0文字以上の任意の文字を表します。キーワードの前に使用することも可能です。指定した場所が任意の文字に代替されます。

comput*

 次の単語を含むすべての文献がヒットします。
computing, computation, computer等

*oxide

 次の単語を含むすべての文献がヒットします。
monoxide, dioxide, peroxide等

? ワイルドカード「?」は任意の1文字を表します。キーワードの前に使用することも可能です。指定した場所が任意の1文字に代替されます。

analy?e

 analyse もしくは analyze のいずれかを含む文献がヒットします。

%

  ワイルドカード「%」は任意の1文字、もしくは0文字を表します。キーワードの前に使用することも可能です。指定した場所が任意の1文字もしくは0文字に代替されます。

alumin%um

aluminium もしくは aluminumのいずれかを含む文献がヒットします。

_ 「_」はスペース(空白)もしくは0文字を表します。

air_bag

air bag もしくは airbagのいずれかを含む文献がヒットします。

 

 

エスケープ文字

演算子 説明 構文例
" "  " " を使用することで構文として使用されている単語を検索語句として使用することが可能です。

"electromagnetic near field"

 electromagnetic NEAR fieldとは異なり、nearを演算子と認識せずに検索します。

以下の特殊文字は検索語句として指定いただけませんのでご注意ください:
( + = & | > < ! ( ) { }[ ] ^ " ~ * ? % : / \ )

 

サブクエ

演算子 説明 構文例
(  )

検索条件の優先順位を括弧 ( ) を用いることで変更できます。

検索条件の優先順位:

  1. サブクエリ
  2. 近接演算子
  3. NOT
  4. AND
  5. OR

優先順位が同一の場合、1~5の順で処理されます(左結合性)。

(copper OR nickel) SEQ1 alloy

上記の検索式と下記の検索式は検索結果が同じです。

copper alloy OR nickel alloy

 

その他

ストップワード(Stop Words) 

Stop words (a、the、and等) はキーワードとして扱われ、除外されません。

  • steel =SEQ2 alloy で検索すると、steel and alloy はヒットしますが、steel alloy はヒットしません。
  • coating =SEQ2 layer で検索すると、coating a layer はヒットしますが、coating layer はヒットしません。

 

句点

ピリオドやカンマなどの句点は、検索条件や検索対象となる文書内に表記されていても基本的に無視されます。

  • ピリオド(".")及びカンマ(",")
    • coating layer で検索すると、 coating layer と coating, layer の両方がヒットします。
  • ハイフン("-")
    • water based で検索すると、 water based と water-based の2つのスペル候補のいずれかが含まれる文献がヒットします。
    • water-based で検索すると、 water based と water-based と waterbased の3つのスペル候補のいずれかが含まれる文献がヒットします。
  • 数値の小数部分を表す句点
    但し、数値の小数部分などを表す句点は検索対象となりますので除外されません。 
    • 12.5 で検索すると、12.5 はヒットしますが、 125 はヒットしません。
    • 12,5 で検索すると、 12,5  はヒットしますが、 125 はヒットしません。
    • 125 で検索すると、 125  はヒットしますが、 12.5 や 1.25 はヒットしません。

 

大文字と小文字

PatentSightの全文検索では、大文字と​小文字は区別されません。

  • LED で検索すると、  LED と led の両方がヒットします。
  • composition で検索すると、  Composition と composition の両方がヒットします。

 


 

 全文検索の検索例

【例1】サンプル文書内での検索

演算子  構文例 ヒット? 解説
AND antibody AND polypeptide

AND で結ばれている前後のキーワードはいずれも例文に存在するので、ヒットします。

polypeptide AND DNA

AND で結ばれている前後のキーワードの polypeptide のみが例文に存在しますが、 DNA は例文に存在しないので、ヒットしません。

polypeptide AND NOT DNA

AND NOT で結ばれている前後の条件が一致するので、ヒットします。 polypeptide は例文に存在し、 DNA は存在しません。

polypeptide AND NOT antibody

両方のキーワードが同時に例文に存在するが、否定演算子(AND NOT)で結ばれているため、ヒットしません。

OR polypeptide OR antibody

OR で結ばれている前後のキーワードはいずれも例文に存在するので、ヒットします。

polypeptide OR DNA

OR で結ばれている前後のキーワードのいずれかが例文に存在するので、ヒットします。

RNA OR DNA

OR で結ばれている前後のキーワードがいずれも例文に存在しないので、ヒットしません。

NEAR isolated NEAR position

isolated から数えて前後を問わず出現位置5の範囲内にpositionが存在するので、ヒットします。

isolated NEAR2 position

isolated から数えて前後を問わず 出現位置2の範囲内にpositionが存在しないので、ヒットしますせん。

isolated =NEAR4 position

isolated から数えて前後を問わず 出現位置4にpositionが存在するので、ヒットします。

isolated =NEAR6 position

isolated から数えて前後を問わず 出現位置6にpositionが存在しないので、ヒットしません。


SEQ
position polypeptide

スペースで分離されている前後のキーワードは SEQ1 で結ばれているものと同様 に扱われます 。

isolated SEQ position

isolated から数えて 後の出現位置5の範囲内にpositionが存在するので、ヒットします。

position SEQ isolated

position から数えて後の出現位置5の範囲内に isolated が存在しないので、ヒットしません。

isolated =SEQ6 position

isolated から数えて後の出現位置6にpositionが存在しないので、ヒットしません。

ワイルド
カード
*peptide  Polypeptide が例文に存在します。 poly が「*」印のワイルドカードで代替されるので、ヒットします。
HVR-??  HVR-H1、HVR-H2 等が例文に存在します。「??」はダブルワイルドカードとして H1 と H2 の2文字を代替するので、ヒットします。
X3?

X3 で始まり、その後ろに正確に1文字が続くキーワードが例文に存在しないので、ヒットしません。

ワイルドカードが「X3%」であれば、ヒットします。
chain%

%」はキーワード内に任意の0~1文字を代替するワイルドカードです。

例えばこのワイルドカードで chain の複数形 chains もヒットします。

 

【例2】検索条件の組み合わせ方による検索結果の違い 

全文検索は文献(個々の特許ファミリーメンバー)単位の文書が検索対象となっていますが、検索結果は特許ファミリー単位で表示されます。そのため、検索結果が検索条件の組み合わせ方によって以下のように異なる場合があります。

検索式A

TC=(steel AND alloy)

検索式B

TC=(steel)
AND
TC=(
alloy)

検索式Aでは steel と alloy が同時に発明の名称もしくは請求項に存在する文献(個々の特許ファミリーメンバー)がヒットします。少なくても1個の特許ファミリーメンバーがこの検索条件のすべてを満たしていることが前提になります(→ steel と alloy を同時にいずれかの検索対象セクション 含む)。

ヒット?

特許ファミリーについての説明

特許ファミリー1
USメンバーの発明の名称に steel と alloy が同時に存在する。

特許ファミリー2
JPメンバーの発明の名称に steel が存在し、請求項に alloy が存在する。

特許ファミリー3
KRメンバーの請求項に steel が存在し、 DEメンバーの請求項に alloy が存在する。

特許ファミリー4
FRメンバーの発明の名称に steel が存在し、CNメンバーの請求項に alloy が存在する。

 

検索式Bでは、steel が少なくても1個の特許ファミリーメンバーの発明の名称もしくは請求項に存在し、かつ、alloy が少なくても1個の特許ファミリーメンバーの発明の名称もしくは請求項に存在する文献(個々の特許ファミリーメンバー)がヒットします。つまり、2個の特許ファミリーメンバーがそれぞれ片方の検索条件を満たしている特許ファミリーもヒットします。

 

ヒット?

特許ファミリーについての説明

特許ファミリー1
USメンバーの発明の名称に steel と alloy が同時に存在する。

特許ファミリー2
JPメンバーの発明の名称に steel が存在し、請求項に alloy が存在する。

特許ファミリー3
KRメンバーの請求項に steel が存在し、 DEメンバーの請求項に alloy が存在する。

特許ファミリー4

FRメンバーの発明の名称に steel が存在し、CNメンバーの請求項に alloy が存在する。

上記の例では、検索式Aより検索式Bに多くの特許ファミリーがヒットします。