IPC分類のSmartとOriginalの違い

最終更新日 2021年1月

IPC分類とは国際特許分類のことで、アルファベットと数字による組合せで、5段階の階層構造になっています。

 

PatentSightの検索ツールも同じく、レベル1~5とという5段階の階層構造になっています。

ここで、IPCのOriginal検索とSmart検索の違いは、Original検索はサブグループの指定された分類のみが抽出され、Smart検索はドットによるインデントがつくる階層構造を考慮して、階層以下が全て抽出されるようになっています。

【例】A61K 51/02の検索

51/00 生体内での治療または検査に用いる放射性物質を包含する製剤[6]
  注 このグループにおいては、グループ101/00~103/00のインデキシングコードを付加することが望ましい。[6]
51/02 ・担体に特徴のあるもの[6]
51/04 ・・有機化合物[6]
51/06 ・・・高分子化合物[6]
51/08 ・・・ペプチド,例,蛋白質[6]
51/10 ・・・・抗体または免疫グロブリン;それらのフラグメント[6]

➡ A61K 51/02をSmart検索すると、51/02~51/10に含まれる全ての案件が抽出されます。

➡ A61K 51/02をOriginal検索すると、51/02のみが抽出されます。